演劇の感動、人生の喜びをお届けします
 

 

「浅利慶太 お別れの会」が行われました

 
去る7月13日に85歳にて永眠いたしました演出家・浅利慶太のお別れの会が、9月18日(火)、帝国ホテル(東京千代田区)で行われ、3000人以上の方々から哀悼の花が手向けられました。
約18,000本の花で飾られた祭壇は、浅利の生涯初演出(慶應高校時代)作品「わが心高原に」(作・ウィリアム・サローヤン、訳・加藤道夫)をイメージして作られました。起伏のある草原の高みには、劇団四季のシンボルマークでもある竪琴が置かれ、そこから中央の遺影へと続く紫色の花は、浅利の演劇人として辿った時の流れを表しています。遺影のまわりには、まるで光に包まれているように黄色い花があしらわれています。
 
 
13時、自由劇場の開幕を告げる銅鑼の音が会場に鳴り響き、続いて『ジーザス・クライスト=スーパースター』から「ヨハネ伝」が室内楽で献奏され、式が始まりました。 
初めに生前の浅利のインタビューをまとめた映像で故人を紹介。「人生の感動、生きることの喜びをお客様に味わっていただくことが我々の仕事である」と終始一貫して変わらぬ演劇への思いを語る浅利の言葉が会場に響きます。
映像の中で、ミュージカル『コーラスライン』のナンバー「愛した日々に悔いはない」の歌詞は「舞台人の生き方、芸能に生きる人間の心」と語っていた浅利へ、参列した俳優、スタッフなど関係者全員で歌を捧げました。
そして、親族を代表し浅利の妻・野村玲子が、故人の演劇活動へのご賛同とご支援、ご協力への感謝を述べ、「主人は役者の新しい才能を見出し、成長する姿を見ては目を細めて喜んでおりました。その眼差しはずっと変わらない純粋な演劇青年の瞳そのものだったように思います。主人が大切にしてきた演劇への祈りを受け継ぎ、活動を続けてまいります」とご挨拶しました。
その後、野村玲子、劇団創立メンバーの吉井澄雄、劇団四季代表取締役社長の吉田智誉樹による献花が行われ、続いて約1300名の縁の人たちが一人一人白い花を手向け、故人を偲び、別れを惜しみました。
14時30分過ぎから始まりました一般献花は18時まで行われ、全国各地から1900名を超える皆さまがご参列くださいました。心より御礼申し上げます。
浅利演出事務所は、これからも「人生の感動」をお客様に味わっていただけるよう、浅利慶太が遺した祈りのある作品を心を込めてお届けしたいと思っております。
今後ともご支援賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。